2021・6・19 Instagram

もし、あなたが行っている取り組みが

他からの評価のために行っているのなら

それがほとんど意味のなかった事に後に気付くであろう

大切なのは自己評価の基準の中に利他の思いがあるかどうかだ

Photo by Anna Shvets on Pexels.com

不安に駆られあれもこれもしたくなる。

決して珍しいことではありません。

特に、事業目的が後付けになる傾向が強い、2代目3代目経営者なら尚更です。

赴くままに自社の成長と継続の重みを背負い、果たしてそれが何を意味するのかわからないまま、焦燥感に苛まれるのです。

周囲はどんどん様変わりして行く。時代の変化に追われ、唯一普遍の真理は変化する事だと本能的に知りながら、それを実現して行くリーダー。

それこそが、2世経営者たちです。

焦燥感に苛まれながら行う取り組みはあまり役には立たないと言っていいでしょう。

焦燥感とは実の所、企業に対するものよりも他者からの評価に関するものがほとんどです。

それは先代と比較して2代目としての評価という事に他なりません。自我です。

他者から評価を得るための取り組みの正当性を「顧客から」や「社員」の評価の為になどと置き換えてしまうのです。

その様な時期は、様々な新事業や研修に飛びつきます。

社員を疲弊させ場を荒らしてしまうケースも多くあります。

実際、新規事業や社内研修がコンサル導入が成功するのは、自我などと言ってられない明日をも知れぬ状態になった企業ほど多いのです。

私のお勧めしている後継者へのメッセージ。

まずは、目的を探る所からスタートです。

事業を継続する目的は十人十色、千差万別です。

生きる目的がそうである様に、「何のため」と決めることはできないのです。

少し難しい話ですが、目的は「意味」であって、目に見える結果や行動ではありません。ましてや普遍の原理原則ではないのです。

あなただけの、あなたの会社だけの考え方。「意味」すなわち「理念」です。どこに向かって歩くのかそこを決めるのです。

あくまで普遍の真理(原理原則)はそこに至るまでの行動のベース(生きて行くプロセスのベース)になるものです。

ですが実際、私もコンサルタントですが、コンサルタントとしては目的よりもまず「これをやればうまく行く」といったパッケージを提供した方が圧倒的に早期に結果が出やすいのです。何故なら、そこには多くの先人や先輩経営者が残された「原理原則」が詰まっているからです。

大切なのは、目的と手段をごちゃ混ぜにしない事。

昨今、そこをごちゃ混ぜにして、あくまで「企業の目的は〇〇である」、「企業は何のために存在する」と言い切るものが溢れています。

同様に「人の生きる目的は〇〇だ」と言い切るものも溢れ返っています。現世はよほど不安と不信に苛まれている人が何と多いのでしょう。

目的はその人その企業にそれぞれ存在し尊重されるものです。

その目的を分からないままに、経営を続けている2代目3代目の何とも多いことか。

それでは仮に事業承継がうまく行っても、業績が一時的に上がっても「幸せです」と胸を張って言えないはずです。

では、「目的」とは何なのか。それこそが「理念」です。

みなさん、理念を難しく考えすぎです。また、机の上で必死に考えて出てくる物でもありません。

自分の幸せがわからずに、企業の幸せを論ずることもできません。

私は「河合隼雄」先生の「灯を消す方がよく見える事がある」というエッセイを読んで、経営理念の大枠を理解した記憶があります。

『自己理解』です。

いかがでしょうか。先ずは自分自身の目的探しからスタートさせませんか。

次回は、どのように自己理解をして行くかについても触れたいと思います。

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